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東京オリンピック自転車(ロードレース)日本代表候補選手一覧!選考基準についても

世界中のファンが注目する東京オリンピックのロードレース!

女子は2020年7月26日(日)、男子は2020年7月29日(水)に開催されます。

開催までもう1年を切ってます。そうなるとどの日本選手が出場するのか気になりますよね!

では、何人出場出来るんでしょうか?

2019年8月時点で既に男女とも日本の出場枠2人は確定しています。

もう一枠増えるのかどうかが今後の注目ポイントですね。

最終的には2020年5月31日までのレースの結果によって決まる事になります。

落車や好不調の激しいロードレースなので先のことは分からないというのが本音!

ここでは現時点の有力選手についてご紹介します。また、今回の東京オリンピックのロードレースの代表の選考基準についてもご説明しますね!

東京オリンピック自転車(ロードレース)の男子日本代表候補を紹介

ベルギー・オランダ・イギリス・スペイン・フランス・イタリアなどヨーロッパ勢が圧倒的に強いこの競技!

そんなロードレース界ですが、世界で戦える実力がある日本選手がいるんですよ。

ここではそんな選手をご紹介します。

強化指定選手について

日本自転車競技連盟は、東京オリンピックに向けて次の選手を強化指定選手として選んでいます。

■男子強化指定選手

■女子強化指定選手

よっぽど急激に伸びて来て目覚ましい活躍をする選手がいない限りは、この中から東京オリンピック代表が選ばれるでしょう。

では、この中から有力な男女オリンピック代表候補を次にご紹介しましょう。

新城幸也(あらしろゆきや)/バーレーン・メリダ プロ・サイクリングチーム

新城幸也選手は現在バーレーン・メリダ プロ・サイクリングチームに所属。

バーレーン・メリダと言えば、3大ツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)で総合優勝したヴィンチェンツォ・ニバリがいます。

また、2018年世界選手権個人タイムトライアルのチャンピオンのロハン・デニスなど世界的スターが揃うチームなんですよ!

そんなチームで活躍してるんですから凄いですよね。

新城選手は、2009年ツール・ド・フランスに出場、2012年のツール・ド・フランスの第4ステージでは敢闘賞を獲得し日本人初の表彰台に上がりました。

2013年の全日本自転車競技選手権大会優勝、2018年アジア選手権優勝(タイムトライアル)など、別府史之とともに日本ロードレース界を長年に渡って引っ張って来た功労者なのです。

特筆すべきは、有名な春のクラシックレースの一つアムステルゴールドレースで10位に入ったこと。

普段は、チームのエースの名アシストとして勝利に貢献する新城選手ですが、十分世界の有力選手と張り合える実力があることを示しました。

2019年は、3月のタイ合宿で落車、大怪我を負って出遅れてしまいましたが、回復後の全日本自転車競技選手権大会2位に入るなど完全復活!

夢のオリンピック代表に向け猛ダッシュを始めています。

こんな日本人ファンも多いんですよ。

別府史之(べっぷふみゆき)/トレック・セガフレード

新城幸也選手と並んで世界のトップチームで活躍しているのがこの別府史之です。

所属するトレック・セガフレードには、ツール・ド・スイスで総合優勝したリッチー・ポート、パリ~ルーベの覇者ヨーン・デーゲンコルプがいます。

それらの選手を見事なアシストで勝利に導くのが別府史之なのです。

2009年にはツール・ド・フランスで敢闘賞を獲得、第3ステージでは8位、第19ステージでは7位に輝き、日本人が世界に通用する事をその走りで証明しました。

2018年にはアジア選手権で優勝し、その力をアジアに響き渡らせたのです。

特徴は、ロードレースにもタイムトライアルにも強いこと。

おそらく、東京オリンピックが最後のオリンピックになることでしょう。

それだけに是非とも出場したい、そんな強い思いが実力以上の力を見せ付けてくれるかもしれませんね。

窪木一茂(くぼきかずしげ)/チーム ブリヂストン サイクリング

2019年ツアー・オブ・ジャパンの個人ポイント獲得日本人トップはこの窪木一茂選手です。

今回の東京オリンピックの選考基準ではこのツアー・オブ・ジャパンの個人獲得ポイントが大きくものをいうだけに有力候補の一人と言えるでしょう。

小学校ではサッカー、中学ではバスケットボールをやっていた窪木選手が自転車と出会ったのは高校の時でした。

2015年の全日本選手権ロードで優勝、2018年全日本選手権個人タイムトライアルを制しています。

2019年にはツアー・オブ・ジャパン第8ステージで優勝します。この時に大量の個人獲得ポイントを得たのです。

窪木選手は器用な選手で、リオ・オリンピックにはオムニアムで出場して14位に入っているんですよ。

また、2018年の全日本選手権では、ロード以外にもトラックのポイントレース、個人追い抜き、団体追い抜き、マディソン、オムニアム全てで優勝するという偉業を達成しました。

入部正太朗(いりべしょうたろう)/シマノレーシング

2017年、2018年のツール・ド・熊野でそれぞれ区間優勝に輝き、徐々に実力を表に出して来た入部正太朗選手ですが、2019年の全日本選手権では、新城幸也を抑えての見事な優勝を収めました。

そして、一気に東京オリンピックの代表に手が届く位置にまで来たのです。

勢いのある選手だけに期待できます。

日本を中心に活躍しているだけに、今回の東京オリンピックのコースも熟知しています。

地の利を活かしての活躍楽しみです。

内間康平(うちまこうへい)/NIPPOヴィーニ・ファンティーニ

2009年にツール・ド・北海道U23総合優勝するなど若い頃から才能を発揮し、2015年にはアジア選手権ロードで3位、ツール・ド・北海道では総合3位に輝きます。

2016年にはリオ・オリンピックの代表に選出されたものの棄権となってしまい、悔しい思いでいっぱいでしょう。

そのリベンジを果たす機会が今回の東京オリンピックです。

増田成幸(ますだなりゆき)/宇都宮ブリッツェン

増田成幸選手は、ちょっと変わった経歴を持つ選手なんですよ。

何と大学時代は、人力飛行機のパイロットだったんです。2015年には滞空時間日本記録樹立しています。

2015年の日本選手権ロードで3位、1016年のツール・ド・北海道時間総合優勝するなど国内レースでは軒並み上位の成績を収めていました。

しかし、2017年にバセドウ病にかかりレースを欠場する日々が続きます。

そんな増田成幸選手ですが、その逆境をはねのけて、2019年の全日本自転車競技選手権大会タイムトライアルで優勝。

2019年8月現在、JCF代表選考ランキングで新城幸也選手を抑えてトップを走っています。

東京オリンピックが目の前に見えてきましたね。

與那嶺恵理(よなみねえり)/Alé Cipollini

女子ロードレース界で一人抜きん出た実力を持っているのがこの與那嶺恵理選手です。

日本選手権ロードでは2016年から2019年まで4連覇!

今の日本女子で彼女に勝てる選手は誰もいません。間違いなく東京オリンピックのスタートラインに立つ事でしょう。

そんな日本女子最強と言われる與那嶺選手ですが、オリンピックには苦い思い出があるんです。

それは2016年のオリンピック選考の時のことでした。アジア選手権のルール違反を理由に選考から除外されてしまったのです。

その処分は後に取り消されリオ・オリンピックに無事出場出来る事になりましたが、辛い日々だったでしょうね。

しかし、この與那嶺はそれを乗り越えて、リオ・オリンピックのロード17位、タイムトライアル15位という好成績を残したんですよ。

とても精神力が強い選手ですよね。

現在、與那嶺選手は28歳です。一番脂が乗りきったタイミングで迎える東京オリンピックでは前回のオリンピック以上の成績が期待出来そうですよ!

梶原悠未(かじわらゆうみ)/筑波大学

ジュニア時代からその才能は開花、2014年のジュニア世界選手権のポイントレースで2位に入りました。

2015年のジュニアアジア選手権ではロードレースとタイムトライアルの2冠を達成。

2018年の日本選手権ではタイムトライアルで優勝し、オリンピックを視野に捉えました。

マルチな才能を持った選手で、2017年のUCIトラックワールドカップ第3戦オムニアムで総合優勝したり、2017年アジア大会団体追い抜きで銅メダルを獲得したりもしています。

東京オリンピックではオムニアムで金メダルを目指しているそうですが、ロードレースでも輝いてくれると嬉しいですよね。

金子広美(かねこひろみ)/イナーメ信濃山形

自転車競技界きっての美人と言われる金子広美選手ですが、もちろん美人だけの選手ではありません。

マウンテンサイクリングin乗鞍では6連覇して、ヒルクライムの女王と呼ばれているんです。

それだけではありません。2019年の日本選手権では、與那嶺選手に引き離されたものの見事2位に入り、ロードレースでもその才能を輝かせています。

日本選手権で2位に入った事で一躍オリンピックの代表候補に名乗りを上げました。

身長170cmの恵まれた身体は、横風が強く吹きそうな今回の東京オリンピックのコースにはうってつけかもしれません。

伸び盛りの選手だけに大きな仕事をしてくれるのではないか、そんな気がします。

樫木祥子(かしきしょうこ)/チームイルミネート

2019年のBIWASE CUPで総合優勝に輝いた樫木祥子選手は、その勢いを借りて日本選手権でも3位に入る素晴らしい成績を上げ、オリンピック代表候補に名乗りを上げました。

幼少から高校までは水泳をやっていました。自転車を始めたのは駒沢大学に入ってからなんですよ。ロードレースの経験はまだ長くないのに早くも日本選手権で3位に入るという成績は驚きですよね。

急激に実力を付けてきた選手だけに、1年後の東京オリンピックでは更に凄い選手に化けているかもしれません。

 

ここでは、有力候補についてご紹介してきましたが、もちろん他にも素晴らしい選手が控えています。

代表の座を射止めるのは容易いことではないのです。厳しい選考を経てやっと東京オリンピックに出場する事が出来るんですよ。

では、その選考はどのように行われるのでしょう?

次にその選考基準について詳しくご説明します。

東京オリンピック自転車(ロードレース)の日本代表選手先行基準は?

選考は以下の基準に基づいて機械的に決まります。

普通、オリンピック代表は過去の実績を加味しつつ決められる事が多いのですが、ロードレースの選考は非情と言えば非情です。

男女共通基準

先ずは、下記の項目を満たしている事が第一条件です。

(1)選考時に本連盟強化指定を受けている者
(2)日本代表としてふさわしい言動・態度を備えている者
(3)強化事業への参加と強化の方針や指示に従う事を承諾した者

第二の条件はこちら

以下の選考基準(1)〜(2)の順に選考する。

・選考基準(1)

当該種目において下記基準 A),B)を満たす者

A) 2001 年 12 月 31 日以前誕生
B) 2019 年 10 月 27 日付け UCI 個人ランキング 10 ポイント以上獲得者

ちなみにUCI個人ランキングはこちらです。

先ずはこの中に名前が入っている事が第一条件です。

男子ロードレース代表の選考基準について

男子の選考基準を簡単に言いますと、レースごとに獲得したポイントに、そのレースが持つ係数を掛けて行き総合のポイントを算出していきます。

そして、その累計ポイントが高い順にオリンピック代表の座を射止めるということです。

世界の有名なレースで戦える事、そして、今回の東京オリンピックのコースが厳しい山岳コースだという事もあり、特に山岳ステージで良い成績を収めた選手を優遇しようという意図が見て取れます。

対象となるレースは実に800!

選択肢が多いので、オリンピックの為にこのレースに出なければならないというケースも少なく、自分のペースで戦っていけるのは選手にとっても良いことです。

2019年1月1日~2020年5月31日までのレースが対象のため、来年のレースではオリンピック代表候補の熾烈な戦いが繰り広げられそうですね!

選考基準の詳細について

2018 年 UCI ワールドランキング配点表のポイントに、次の表に該当するランクにより対応する係数を乗じて計算したポイント合計の上位者から順に選考することになります。

日本人選手は中々UCIツアーに参加出来ません。

それを考えると国内のレースを中心に活躍する選手にとっては2019年と2020年の「ツアー・オブ・ジャパン」の個人総合成績が代表選考に大きく影響するということです。

ちなみに2019年のツアー・オブ・ジャパンの個人獲得ポイントはこちらです。

日本人トップは窪木一茂選手。今のところオリンピック代表に向けていい位置にいますね!

でも、まだまだ分かりません。

2020年のツアー・オブ・ジャパンも選考対象になるため、来年の5月31日までは熾烈な戦いが続くのです。

女子ロードレース代表の選考基準について

男子がポイント重視なのに比べ、女子は順位重視の選考基準となっています。

対象となるのは100レースと少なめ。

対象となるレースを選んで戦っていかなければならないので、どのレースに照準を絞っていくか悩む選手も多いのではないでしょうか。

選考対象期間は、2019年6月1日~2020年5月31日となっています。

選考基準の詳細について

下表の 1 から 9 の優先順位で選考する。

なお同優先順位内に複数の者が居る場合は、異なる大会であっても同優先順位内でより上位の成績を挙げた者を上位とする。

・優先順位 1 から 4 において
複数の者が同じ優先順位内で同順位の場合は、A から B-C-D の順に上位とする。
2019,2020 年の同じ大会で別の者が同順位の場合は 2020 年の成績を上位とする。

・優先順位 2 から 4 のステージ成績において
同年に同順位の者が複数名出た場合は、2020 年 5 月 31 日に近い大会での成績を上位とする。

・優先順位 6 から 8 について
複数の者が同優先順位の場合は 2020 年 5 月 31 日に近い大会をより上位とする。

・参加枠が 3 以上になった場合は、3 人目以降は 2019 年 10 月 27 日時点での UCI ポ
イント獲得上位者を選考する。

女子の場合はUCI個人獲得ポイントではなく、各レースの順位が重要視されました。

女子の第一人者與那嶺選手が出場しているレースが対象になっていないなど、男子とは違う選考基準が與那嶺選手に不利なのではないかとも言われています。

まとめ

ここでは、東京オリンピックのロードレース競技の代表候補と選考基準についてご紹介しました。

さて、どんな選手が選ばれるのか、楽しみですね。

選考対象期間が2020年5月31日までなので、発表はその後になります。

ロードレースは怪我の多いスポーツです。落車に巻き込まれて大怪我をすることもままあります。

選手には是非そんなことがないことを祈ります。

そして、選ばれた選手が大活躍してくれることを楽しみにしていますよ!

レースの日程、詳細なコースや観戦場所についてはこちらの記事をご覧ください。

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